Story
惑星オールドラントを構成する上で欠かせぬ物質、音素(フォニム)。
この物質に新種が発見されたとき、人々は大混乱に陥った。
第七音素(セブンスフォニム)と名づけられた新しい音素(フォニム)を使えば、
未来を知ることができたからである。
第七音素(セブンスフォニム)を巡って始まった戦いは大地を荒し、
やがて障気と呼ばれる星の毒素が世界を覆いつくした。
このとき、未来視に長けた譜術士(フォニマー)ユリアが登場した。
ユリアは何千年もの未来と障気を封じる方法を預言し、
その指導の元、人々は障気を地中深くに封じたのだった。
それから二千年以上の時が流れた。
今や、世界は預言(スコア)に支配されていた。
人々は『未曾有の繁栄』が訪れるというユリアの預言(スコア)を信じ、
繁栄へ至る道筋から外れぬよう
ユリアの興したローレライ教から託宣される預言(スコア)を求め、
それを遵守して生きることを美徳としていた。
ユリアが預言(スコア)で『未曾有の繁栄』に必要だと詠んだ少年がいる。
彼の名はルーク・フォン・ファブレ。
キムラスカ・ランバルディア王国の王位継承権を持つ彼は
幼いころ、敵対するマルクト帝国に攫われそうになり、
以後、身を守るために屋敷の中で軟禁されていた。
彼はまだ気づいていない。
大いなる厄が、彼に近づこうとしているのを。
この物質に新種が発見されたとき、人々は大混乱に陥った。
第七音素(セブンスフォニム)と名づけられた新しい音素(フォニム)を使えば、
未来を知ることができたからである。
第七音素(セブンスフォニム)を巡って始まった戦いは大地を荒し、
やがて障気と呼ばれる星の毒素が世界を覆いつくした。
このとき、未来視に長けた譜術士(フォニマー)ユリアが登場した。
ユリアは何千年もの未来と障気を封じる方法を預言し、
その指導の元、人々は障気を地中深くに封じたのだった。
それから二千年以上の時が流れた。
今や、世界は預言(スコア)に支配されていた。
人々は『未曾有の繁栄』が訪れるというユリアの預言(スコア)を信じ、
繁栄へ至る道筋から外れぬよう
ユリアの興したローレライ教から託宣される預言(スコア)を求め、
それを遵守して生きることを美徳としていた。
ユリアが預言(スコア)で『未曾有の繁栄』に必要だと詠んだ少年がいる。
彼の名はルーク・フォン・ファブレ。
キムラスカ・ランバルディア王国の王位継承権を持つ彼は
幼いころ、敵対するマルクト帝国に攫われそうになり、
以後、身を守るために屋敷の中で軟禁されていた。
彼はまだ気づいていない。
大いなる厄が、彼に近づこうとしているのを。